イギリス・メソジズムにおける倫理と経済

イギリス・メソジズムにおける倫理と経済

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  • サイズ B6判/ページ数 98p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784873953908
  • NDC分類 198.72
  • Cコード C0016

目次

1 イギリス・メソジズムにおける倫理と経済(メソジズムは産業労働者にどのような影響を与えたか;工業的発展と非国教徒の台頭との歴史的関連 ほか)
2 イギリス労働階級に対するメソジストの社会経済的貢献(産業革命の勃興とメソジズムの登場;メソジストの社会経済的貢献 ほか)
3 メソジズムの薫陶をうけた労働運動家たち(宗教と経済との親密性についての諸家の見解;メソジズムを受容した社会階級 ほか)
4 イギリスにおけるメソジズムと労働運動―イギリス労働党の指導者の人格形成への準備(イギリス労働運動の指導者の思想形成;メソジズムは炭坑夫に生活改善の喜びを与える ほか)
あとがき ジョン・ウェスレーの後世に与えた影響(奴隷解放運動の進展;安部磯雄とウェスレー・メソジズム ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

7
「メソジスト運動を政治的観点から考察するとき、類似の二元論に気づく。それは保守的性格と民主主義的性格である。メソジストの歴史家たちはすべて、ジョン・ウェスレーの独裁的な特徴に気づく。政治に関して表明した意見によれば、メソジズムは、反動的とか保守的とかの名を受けるに値した。しかし、メソジストのセクトの中には民主主義的原理にもとづいて形成されたものもあった。彼らの数が増加するにつれて、宗教民主主義的要素は、独裁的要素よりも一層、優勢であった。この民主主義的要因は宗教的アッピールと結合し…人々の心をひきつけた」2020/02/18

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