日本経済論―低成長期の構造的分析 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784873786759
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

日本経済は、石油ショックを境に高度成長時代から低成長時代へと移行した。この変化は一時的なものでなく、体質的・構造的なものである。石油ショックはこの変化の契機となったに過ぎないもので、この変化の原因と考えるのは困難である。その背景には、高度成長時代を通じて潜在的に形成された構造的な変化があり、それが石油ショックを機に顕現化したと見るべきである。本書は、このような変化を現実の計数を追って実証的に分析しようとしたものである。

目次

序章 日本経済論の位置づけ
第1章 戦後日本経済発展の軌跡
第2章 低成長経済移行の背景
第3章 国際経済取引の展開と問題点
第4章 巨視的分析―国際比較と景気循環
第5章 産業部門の体質変化
第6章 金融変革の進行
終章 21世紀への日本経済の課題
補論 経済諸統計について
付編(プラザ合意以後の経済動向;バブル期以降の諸問題)

著者等紹介

秋山喜文[アキヤマヨシフミ]
熊本県立大学総合管理学部教授。昭和7年福岡県久留米市生まれ。30年九州大学経済学部卒業。同年福岡銀行入行。60年調査部長。平成元年理事。2年同行退職。同年長崎県立国際経済大学(現長崎県立大学)経済学部教授。7年熊本県立大学総合管理学部教授
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