内容説明
敵対的企業買収は、今日、米国やヨーロッパを中心に、多発しており、それに伴い、法制度、判例理論、学説等の状況も変化してゆくと予想される。本書では、敵対的企業買収における中心的課題である。対抗措置の問題に、焦点を合わせて研究している。
目次
第1章 序
第2章 日本法
第3章 アメリカ法
第4章 ドイツ法
第5章 批判論の検討
第6章 解釈論の理論的限界
第7章 結び
著者等紹介
徳本穣[トクモトミノル]
1967年8月福岡県に生まれる。1990年3月九州大学法学部卒業。1992年3月九州大学大学院法学研究科修士課程修了・修士(法学)。1994年6月米国イェール大学ロー・スクールLL.M.課程修了・LL.M.(法学修士)。1994年9月米国イェール大学ロー・スクール客員研究員(1996年12月迄)。1997年3月九州大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。1997年4月九州大学法学部助手。1998年6月博士(法学)・九州大学。1999年1月文部省在外研究員・米国イェール大学ロー・スクールに派遣(同年3月迄)。1999年4月琉球大学法文学部講師。2000年4月琉球大学法文学部助教授。現在に至る。専攻、商法・国際取引法
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