内容説明
本書は、日本に併合される以前の「旧韓国」(時期区分上の用語では「旧韓末」)の教育について筆者がこれまでに書き溜めてきた原稿11篇を集成したものである。しかし、各篇(本書における各章)相互間の連関を考慮して一部添削・再編し、論文発表後に得た新たな知見に基づいて誤りは訂正したという意味において、既発表論文の単なる再録ではない。
目次
1 概説(甲午改革期の朝鮮教育と日本;韓末教育の構造―言語教育を中心として)
2 政治家関係(井上角五郎と『漢城旬報』『漢城周報』―ハングル採用問題を中心に;統監伊藤博文と韓国教育 ほか)
3 学務官僚関係(旧韓国の教育行政と日本人の役割―学政参与官幣原坦を中心として;三土忠造と韓国教育 ほか)
4 「日語学校」・官公立普通学校教師関係(旧韓末「日語学校」の日本人教師―その代表的事例;旧韓国官公立普通学校の日本人教育―教員人事を中心として ほか)
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