内容説明
平成九年度に始動した「九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト」は所属組織を超えた研究交流のプロジェクトを奨励した。その一つ、「“空間”概念による人文・社会科学の方法論的統合」は、哲学・地理学・考古学・歴史学・文学・文化人類学・社会学・政治学・法学・経済学といった文科系諸分野と理科系から建築学の若手研究者を結集する、多部局にまたがるこれまでに例を見ない学際的な試みとなった。本書は、このような総合的な学際研究の試みから生まれた成果である。
目次
真の学際対話を目指して―九州大学「空間」プロジェクトの試み
第1章 イントロダクション
第2章 哲学
第3章 地理学
第4章 考古学
第5章 カルチュラル・スタディーズ
第6章 政治学
第7章 法学
第8章 経済学