内容説明
本書のテーマは、「会計的業績管理」のシステムを、数理的にモデル化することである。会計的業績管理システムを数理モデルとして提示することによって、伝統的な（数理モデルを使わない）管理会計システムを拡張することを目的としている。
目次
序論 本書の目的と概略
第１章 管理会計問題への数理計画アプローチの有用性
第２章 不確実性下の利益計画モデルとＣ‐Ｖ‐Ｐ分析
第３章 習熟効果を加味した利益計画モデルとＣ‐Ｖ‐Ｐ分析
第４章 管理会計モデルへのファジィ理論の適用
第５章 予算編成へのミニ・マックス型の目標計画法の利用と階層間情報交換
第６章 部門別損益予算編成における補助部門費、共通費の配賦法
第７章 会計的統制に役立つ利益計画モデル
第８章 利益差異分析による分権的業績評価
第９章 多品種生産企業の原価差異分析
第１０章 ０‐１整数計画法による内部統制システムのモデル
