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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
35
最近韓国映画にハマっています。本著は、時代ごとの代表作を丁寧に紹介しながら、作品の背景にある韓国の政治や社会に関する出来事や国民意識の変化などを知ることができる良書です。刑務所から出所して最初に豆腐を食べる風習などのトリビア、中国の朝鮮民族への差別意識、対立から理解へ変わる北朝鮮像、海外への養子が多い理由などなど、とても勉強になりました。下手な専門書より絶対にオススメ。難を言えば紹介されているのは2015年までの作品という点。その後もパラサイトを筆頭にヒット作が相次いでいるだけに改訂版が読みたいところ。2020/02/11
かばお
2
見たい映画が決まった。2016/09/14
paxomnibus
1
学校でほぼ習うことのない朝鮮末期から日本統治時代をまたぎ朝鮮戦争を経て独裁政権から民主化運動の結果として現代に至る韓国史が簡潔にまとめられていて分かりやすい。その時代に作られた映画、その時代を描いた映画が共に取り上げられていて、どれも面白そうで今後の観賞の参考になる。そういった事情を何も知らずにいた時は見てもサッパリ面白くなく、深い意味分からなかった映画が紹介されているのを読んでは今ならもう少しよく理解できたのにと残念に思う事も。2015年の時点では韓国映画のオスカー受賞はまだ夢だったが萌芽はあったようだ2022/01/20
釜煮蕎麦
0
韓国映画では余り説明がなく時代背景として学生運動等が描かれることもあるのである程度歴史を知っている方が良い。知識のある人でも楽しめる本だと思います。2016/07/26