感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カトキチ
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黒須洋子氏による『狼/男たちの挽歌・最終章』評がお見事。広東語と香港に精通しており、それによるセリフのやりとりや編集の才能について解説している。
柴多知彦@cinema365
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言及されてるのは『M:i:Ⅱ』まで。『男たちの挽歌』以前の初期作品について香港映画界の関係者にかなり詳しくインタビュー&現地での映画評を収録してるので資料的価値が高い。それにしてもジョン・ウーの生い立ちは『浮城』でアーロン・クォックが演じた主人公に似てるなあ。スラム街で死と暴力を目の当たりにして育ち、キリスト教系学校に救われる。ウーさんの香港ノワールに暴力と教会(象徴としての鳩)が多い理由がよくわかる。自身の原体験なんだね。2016/02/16