キネ旬総研エンタメ叢書<br> 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方

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キネ旬総研エンタメ叢書
「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784873763699
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

内容説明

「もう二度と、映画館やレンタルショップでムダなお金を使いたくない!」そんなあなたに必要なのは「おもしろい」作品と「つまらない」作品をきちんと見分ける力です。そもそも「おもしろい」ってどういうことでしょうか?予告編にダマされないために知っておくべきことは?「おもしろい」作品に共通する法則は?「つまらない」作品は、どうしてそんなに「つまらない」のか?気鋭のシナリオ・アナリストである筆者が、東京工科大学で生まれたエンタテインメント理論の「13フェイズ構造」と「リマインダー」を使い、それらをやさしく解説します。

目次

評論?いいえ、分析をはじめましょう!
前評判と後評判の違いって?
「物足りない」映画はどこが悪い?
そもそも、「おもしろい」ってなんだろう?
「主人公」をさがせ!
なにが言いたいんだかわからない作品
論理骨折してても大丈夫?
物語展開の黄金則「13フェイズ」
「1・2・2・3・4・たくさん」チェック
二方向の「おもしろさ」―「リマインダー」と「ストーリー」
いろいろなリマインダーを見つけよう
前評判にダマされるな
実際に作品を分析しよう

著者等紹介

沼田やすひろ[ヌマタヤスヒロ]
1962年生。玩具と出版を繋ぐデザイン会社でのキャラ・ビジネス経験の後、作家・長谷川潤二(古屋信二)氏に師事し、フリーランスの編集・脚本家となる。キャラ設定・世界観設定を得意とし、書籍、ゲーム、アニメ、映画などのコンテンツ制作に携わる。シナリオ代表作はTVアニメ「SDガンダムフォース」。ゲームには多くの匿名リライト作がある。提案中のTVドラマ企画の脚本、小説等を執筆中

金子満[カネコミツル]
1939年生。東京工科大学メディア学部客員教授。フジテレビのプロデューサー経験を経て、MGMスタジオでデイヴィッド・リーン、ヴィンセント・ミネリー組に配属。帰国後、「子鹿物語」「大空魔竜ガイキング」「太陽の子エステバン」など多数のアニメを制作。日本初の商業CGスタジオJCGL設立。米国に設立したメトロライトスタジオが「トータル・リコール」(90)でアカデミー特別視覚効果賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

264
よかった。表のコンセプトはタイトルのままなんだが、実際に描かれている内容は「おもしろい」ストーリーの作り方となっていて、単純な干渉者向けというよりも、映画や小説、漫画など自分で捜索する人に向けて、どうやったら一般大衆が「おもしろい」と感じるのかを、独自の理論をベースに細かくポイントを挙げ、実際に公開された映画を例に挙げながら分かりやすく説明してくれる一冊であり、それこそが真のコンセプトとなっているような気がする。ちょっと古い本なので事例が古いのは仕方がないが、メソッドは色あせないと思う。2018/01/04

カザリ

41
忘れかけたときに繰り返し読むと、やる気がでてくる本。この手の本は教科書にすぎないという認識で読めば、文句がでないと思うのだけど、とてもいい本だと思う。そして、結局、ハリウッド指南の物語を良質と思う人間が読めばいいと思うわけで、それ以外にもよい映画はやっぱりあると思う。ただ、自分の感性がどこにあるのかわからないまま読むと混乱してしまうかも。これで、私はやっぱり、王道エンタメが好きなことがわりました笑2016/12/12

中玉ケビン砂糖

16
キネマ旬報社にしてはつまらない本を出したなあ、という感じ。「フェイズ」とか「リマインダー」とかいろいろと術語をこねくりまわしてはいるが、中身はカート・ヴォネガットが戯れに言った「シンデレラ曲線」に、ハリウッド脚本術やプロップの物語論を加味して、「KN理論」という大層なものを提唱しているだけだ。『ゲド戦記』や、この本のアニメ版では『フラクタル』などをこき下ろしているのは痛快だったが、じゃあ実作したいときはどうすれば? と当然のように出てくる疑問には、「次巻で説明」と実に商魂たくましい。2014/10/28

Wataru Hoshii

7
「13フェイズ」と「リマインダー」という独自のフレームワークで、映画の「おもしろさ」を分析する本。主に若い世代の読者を意識して平易に書かれている印象だが、このフレームワーク自体は万人に魅力的。物語構造の知識がなくても印象をすっきりと整理できる強みがある。「ストーリー」と「テリング」は違うとか、実に明快です。著者はシナリオ・アナリストとしての立場からストーリーを重視するし、確かに邦画には物語がぐだぐだな作品があまりに多すぎるのだが、映画の魔法は実は「テリング」にもあるんだけどなあ…とちょっと思ったり。2011/10/18

LOVE弁慶

6
こんなふうに分析するのは映画の楽しみの一つ。日頃なんとなく面白いとか面白くないとか思うことに理屈をつけていくのは知的だわ。2013/12/09

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