出版社内容情報
これまでの常識を覆す速く走るためのからだの動かし方と練習法を
マンガで表現。
県立高校の陸上部員たちと顧問教師を中心に展開される、速く走るためのからだの動かし方とその習得方法を満載。
足先と膝が外を向く着地、膝を抜いての着地、水平感覚でのコーナリングなど、理論と感覚との違いを明確にしながら、感覚が変われば動作が変わり、自己記録の向上につながることを明らかにする。
競技力の向上だけでなく、仲間との絆、信頼、感謝、努力の継続、向上心、ユーモアなど、人間が生きていく上で大切なことも登場人物の台詞に込める。
本書の小田理論は、日本を代表するスプリンター・朝原選手をはじめ、北京五輪優勝のソフトボール日本代表チーム、ケイリンの銅メダリスト永井清史選手、サッカーの日本代表・前田遼一選手にも影響を与える。
[著者紹介]
1954年生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程単位修得退学。京都大学教養部助手を経て、現在、京都大学高等教育研究開発推進センター教授。人間・環境学博士。元日本代表ラグビーチーム・トレーニングコーチ。中・高校時代は陸上部(三段跳び)、大学ではラグビー部に所属。股関節の外旋や顔の角度など、トップアスリートの身体部位や感覚に着目した研究を追究。北京五輪のソフトボール日本代表チームのトレーニングに関わったほか、北京五輪のケイリン銅メダリスト・永井清史選手やサッカー日本代表の前田遼一選手らにも影響を与える。主な著書に『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』『サッカー選手なら知っておきたい「からだ」のこと』『野球選手なら知っておきたい「からだ」のこと(以上、大修館書店)、『運動科学 アスリートのサイエンス』(丸善)などがある。
内容説明
これが速く走るポイントだ!膝を抜いての接地。フェース角度と遠山(えんざん)の目付(めつけ)。足先と膝が外を向く着地。水平感覚のコーナーリング。理論と感覚はベツ。
目次
プロローグ 挫折―最初は誰でもうまくいかない
第1章 膝の抜き―力むのではなく、膝を
第2章 バランスの崩し―崩すことが走ること
第3章 外旋着地―足先と膝が外を向いて着地するのが本物
第4章 水平感覚―フェース角度と水平感覚が決め手
第5章 主観と客観のずれ―自分の感覚をつかめ!
エピローグ 希望と勇気
著者等紹介
小田伸午[オダシンゴ]
京都大学高等教育研究開発推進センター教授(人間・環境学博士)1954年愛知県生まれ。神奈川県立厚木高等学校から東京大学教育学部卒、同大学院博士課程単位修得退学。京大教養部助手を経て、現職。元日本代表ラグビーチーム・トレーニングコーチ。中・高校時代は陸上競技部(三段跳)、大学はラグビー部に所属
三ツ井滋之[ミツイシゲユキ]
ビジュアルデザイナー 1961年新潟県生まれ。新潟明訓高等学校から桑沢学園東京造形大学造形学部卒、企業のチーフデザイナーを歴任、現在様々な創作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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