感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アオイトリ
28
読メのレビューより) 博物学者シートンによるインディアンの記録。夢中になって溺れないように戒めながら読む。それでも西欧の影響を受ける前の彼らは、感動するほど自然人の高潔さを示していました。陽気、正直、謙虚、隣人愛、たましいを大切に生きる。沈黙の深遠な意味。感謝する理由がわからないときは、自分の何かが間違っているからだと考えなさい…多くの宗教者が教義の壁を超えて、これぞ正に神の教えだと認めたエピソードにびっくり。その智慧に触れ、いまを生きる私たちの欲望の暴走に歯止めをかけることはできないか、考えたいです。2024/08/02
カタコッタ
14
『犬がいくら吠えても、月は平然と照っている』…インディアンに興味ある人、読んでみて下さい。あなたが思った通りの人々です。感動します。2024/06/03
吟遊
6
シートンが20世紀初頭に集めたインディアンについての記録。雑多ではあるし、理想化をおそらく含む部分もあるが、その時代における新しい見方(インディアンへの偏見をなくそうという)がよく伝わる。2016/05/23
わびすけ
1
レッドマンはレッドマンの社会の中で自分たちの信じる生き方をしていただけなのに、そこにホワイトマンが現れて、どう変わっていったのか……というところに共感を覚えた。また、私たちが漠然と知っているレッドマンのイメージも一部のホワイトマンたちがつくり出したものである公算が大きいという事を知ることとなった。2017/08/16
BETA
1
シートンの隠れた業績。