目次
第1章 近代の科学技術と哲学倫理(17世紀科学革命;近代哲学はベーコンとデカルトに始まった ほか)
第2章 20世紀という時代(二度の世界大戦と技術;発達した資本主義と発展途上国、人口爆発、南北格差 ほか)
第3章 21世紀を生きる―技術者としてどう生きるか(何のための、誰のための科学技術か;地域とともに生きる―技術者と地域連携・産学官連携 ほか)
第4章 事例研究―技術者として人間として自分ならどうするか(重大事故や失敗事例;地域の事例から学ぶ)
第5章 まとめ 課題研究(長い時、短い時;大分高専の実践から)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新平
1
通信制の大学課程の教科書に指定されているので読んでみる。技術史など広範なジャンルをコンパクトにまとめてある。自律した主体としての技術者を前提としているのだろうが、医師や大学教授等と違い、営利企業組織の組織人として行動しなければならない場合が多いと思われる技術者にとって、ここにあげられたような技術者倫理というもので、どれだけ状況に対応できるかどうかは疑問であるが。一市民としての倫理、所属集団としての倫理が、まず上位にこざるをえないだろう。個人の意思決定として技術者倫理を語るのであれば、職業としての技術職とい2014/01/04
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