内容説明
子どもの発達過程を捉えるならば、幼児期および児童期はあらゆる心理領域の基礎を形成する大切な時期であり、教育・指導のあり方も一連の「くくり」として捉えるのが自然であろう。つまり幼児期のしつけや養育が児童期や青年期にどのような影響をもたらすか、そして児童期の教育の仕方がその後の成長や発達にどのような効果をもたらすかを考える一貫教育の指導書があってもよいのではないか。本書は以上のような意図のもとに企画され、多くの有能な専門家たちにその主旨を了解した上で執筆している。
目次
幼児教育と初等教育
幼児期・児童期と教育心理学の関わり
生命の誕生と発育
子どもが育つ環境
発達心理学からみた幼児期・児童期
認知と学習
言葉の発達
記憶力の発達
数と量の認知
問題解決の仕方〔ほか〕
著者等紹介
福屋武人[フクヤタケト]
川村学園女子大学教授
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