内容説明
鎌倉に住む菊子と信子は気の合う友人。初老に入り、菊子を次々と不幸が襲う。夫の失業から両親と住む家を失い自身も癌に。その死を信子は羨んだ。鮮烈な傷口のような一生だった。
著者等紹介
甘糟幸子[アマカスサチコ]
昭和9年、静岡県沼津市生まれ。雑誌のライターをした後、興味をもっていた植物についての随筆を書き始める。2003年8月初めての小説『楽園後刻』を雑誌すばるに発表。続いて短編集『白骨花図鑑』(集英社)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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