内容説明
味気なくなった野菜に飽きて、身近な草や木の芽を摘んで、食卓によせた時、奥深い味わいが広がった。一方で草を求めて歩くなかで今まで気付かないでいた世界に出合う―。調理法だけでなく、野草を生かす献立が新鮮。
目次
野草のご馳走(庭の若芽を摘んで;ひとりのお弁当;バーニヤ・カウダー甘糟風;天ぷら十種;常備菜;実りの秋に)
食べられる野草(気ぜわしい春先;桜の花の下では;食べられる雑草;おいしい木の葉;ゴールデン・ウイークに;夏の草、夏の花;秋の摘み草と木の実;地中の根と冬の日の愉しみ)
著者等紹介
甘糟幸子[アマカスサチコ]
昭和9年、静岡県沼津市生まれ。雑誌のライターをした後、興味をもっていた植物についての随筆を書き始める。横浜植物会会員
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