目次
第1部 無給油・無着陸世界一周飛行へのチャレンジ(“ひと・夢・デザイン”;ボイジャー計画の報道)
第2部 ボイジャーとはどんな飛行機か(特殊長距離機・ボイジャー;長距離機の系譜 ほか)
第3部 最後の偉大な世界記録(ボイジャーを見て;飛行のコースと時期―最良ではなく最悪 ほか)
第4部 ボイジャーと日本(ディックとジーナの訪日;デザイン博にボイジャーの展示を ほか)
著者等紹介
樋口敬二[ヒグチケイジ]
雪氷学者。1927年朝鮮で生まれ、京都で育つ。旧制・三高時代に氷の実験を試み、1949年、中谷宇吉郎門下となるために北海道大学に進み、大学院修了後、同大助教授として航空機を使って石狩平野の降雪雲を観測し、「紙の雪」の撤布実験などを行う。1966年、名古屋大学教授となり、現地調査・航空機によって雪渓・氷河・永久凍土などを観測し、地球温暖化の影響に関する先駆的研究を進めた。1961年名大を定年退官後は、中部大学教授、名古屋市科学館館長を務め、現在は名古屋大学名誉教授。日本気象学会賞、日本雪氷学会賞、紫綬褒章等を受賞。著書『地球からの発想』(新潮選書)で第21回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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