内容説明
虚心坦懐に「いのち」を感得する、真の学知を存立していかなければならない。次の千年紀を見据えながら防災教育学を彫琢していこう。
目次
序章 いのちの光粒子
第1章 防災教育学の立脚点
第2章 防災教育のアクションリサーチ
第3章 インクルージョンとオープンネス
第4章 教育効果の測定に関するチャレンジ
第5章 防災を生きる
終章 愛のかたち―試論 BACEV+Lモデル
著者等紹介
近藤誠司[コンドウセイジ]
関西大学社会安全学部教授。1994年にNHKに入局。約20年間、ディレクターとして災害報道などに携わる。NHK神戸放送局「震災メッセージ」シリーズの企画・制作で、2004年、総務省消防庁の「防災まちづくり大賞」(消防科学研究センター理事長賞)を受賞。NHKスペシャル「メガクエイク 巨大地震―KOBE 15秒の真実」(2010年)で、科学技術映像祭・内閣総理大臣賞、中華人民共和国・国際科学教育番組コンクール・銀獅子賞を受賞。2013年に京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻(博士後期課程)指導認定退学、博士(情報学)。翌年NHKを退職し、関西大学社会安全学部安全マネジメント学科の助教となる。2015年に、同・准教授、2022年に、同・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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