内容説明
石山合戦から大坂城築城、そして大坂の陣へ。大阪城天守閣館長が綴る大坂城激動の歴史。
目次
第1章 豊臣秀吉と大坂城(大坂御坊の建立と「石山」伝説;大坂本願寺の成立と繁栄 ほか)
第2章 大坂の陣の諸相(豊臣秀頼の再評価;真田幸村の生き方 ほか)
第3章 真田幸村と大坂の陣(九度山;大坂入城 ほか)
第4章 大阪城の石垣と建造物(豊臣大坂城の石垣―地下の謎の正体は;徳川大坂城の石垣―技術差見せぬ分担工事 ほか)
第5章 大坂城の怪談(本丸御殿奇譚;番頭泊所奇譚 ほか)
著者等紹介
北川央[キタガワヒロシ]
1961年大阪府生まれ。神戸大学大学院文学研究科修了。1987年に大阪城天守閣学芸員となり、主任学芸員・研究主幹などを経て、2014年より館長。この間、東京国立文化財研究所・国際日本文化研究センター・国立歴史民俗博物館・国立劇場・神戸大学・関西大学など、多くの大学・博物館・研究機関で委員・研究員・講師を歴任。織豊期政治史ならびに近世庶民信仰史、大阪地域史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒデキ
25
豊臣秀吉による大阪城築城から落城までの歴史を様々な資料から読み解いていきます 世間一般とは、違う視点で描かれていて面白かったです2025/09/08
keint
5
大阪城について石山本願寺時代から徳川期までの事項がまとめられている。 最終章が大阪城にまつわる怪談集というのは珍しい2019/09/10
狐狸窟彦兵衛
2
大坂城と、大坂の陣、秀吉、秀頼、家康などをめぐる歴史エピソードを豊富な史料や新情報を駆使してわかりやすく解説してある。本を持って大阪城を歩きたくなる本です。2022/01/26