目次
第1部 序説(「大西洋貿易圏」の成立とアジアの三大帝国―金銀の流通から見た前近代のアジア;文化人類学から見る香港地元/郷土料理の味)
第2部 アジアと世界の出会い―大航海時代を中心として(アジア海域ネットワークと港市―生成・展開・衰退の東と西;リターン号事件(1673年)と英・蘭東インド会社による対日交渉 ほか)
第3部 島社会と外界との文化邂逅―日本・台湾・フィリピン(黒潮ルートの根栽農耕文化―台湾・フィリピンと琉球弧の島々;外界からの視点―20世紀以前の蘭嶼ヤミ族とその隣人たち ほか)
第4部 食文化を通してみたアジア・世界の出会い(マイセン磁器と食文化―景徳鎮・伊万里・マイセン;北部ルソン島の事例研究から見たハイ・キュイジーヌとロウ・キュイジーヌ ほか)