出版社内容情報
【解説】
組合せ最適化は,最も活発に研究されている応用数学の分野のひとつである。組合せ最適化問題に対するアルゴリズムの本質,特に実際問題を解くための基礎となる理論を学ぶことを目的とした。
【目次】
グラフ,アルゴリズム,計算量・線形計画・ネットワーク理論他
内容説明
本書の主題である組合せ最適化は、最も若くかつ最も活発に研究が成されている応用数学の分野の1つである。そこでは、アルゴリズム論、組合せ論、計算量の理論、データ構造、線形計画など種々の分野のテクニックを駆使して広い応用分野から発生したものであり、これらの問題に対する効率的なアルゴリズムの設計は、各々の応用分野において極めて重要な役割を果たす。本書では、組合せ最適化問題に対するアルゴリズムの本質、特に実際問題を解くための基礎となる理論を学ぶことを目的とする。
目次
1 グラフ・アルゴリズム・計算量(グラフの定義と最大安定集合問題;Euler閉路・Eulerの定理・アルゴリズム ほか)
2 線形計画(線形計画と図式解法;辞書と単体法 ほか)
3 ネットワーク理論(最短絡問題;最大流問題 ほか)
4 組合せ最適化(分枝限定法;多面体的アプローチ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
13
再読。前に読んでから時間が経ったが、最適化の分野で比較的分量の少ない本は少なく有用だと思う。また、最後の実験的解析の章に書かれていることは、最適化に限らずアルゴリズムの研究者/開発者にとって重要だと思う。2022/03/18
オザマチ
2
広く浅くといった印象。これだけで実装できるようになるのは辛いと思う。2012/06/16
たこすけ
1
大学のゼミで読みました.双対問題の導出が分かりやすく解説してあり,参考になりました.
P_tan
0
線形計画法など。独特な例あり。双対の概念とラグランジュ緩和についてわかりやすかった。2010/05/25
Gotz
0
よみものって感じ
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