内容説明
本書は、主に外国語教育学を専門とする人に対して、コミュニケーションについて考える視点を提供するためにまとめたものである。
目次
第1章 外国語コミュニケーション研究の視座
第2章 外国語コミュニケーションと不安
第3章 外国語学習の動機
第4章 異文化接触の動機
第5章 異文化への移動とコミュニケーション
第6章 コミュニケーション能力
第7章 外国語コミュニケーション:教育的示唆
著者等紹介
八島智子[ヤシマトモコ]
関西大学外国語教育研究機構・大学院外国語教育学研究科・教授文学修士(神戸市外国語大学)、博士(文化科学)。専門は応用言語学(第二言語習得の情意面、バイカルチュラリズム)、異文化間コミュニケーション論
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感想・レビュー
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宵子
0
外国語コミュニケーションをする際のモチベーションについて書いたもの。対象は英語圏や英語学習者が多いが英語以外にも当てはまることは多い。学習不安や学習動機なども触れられ、その都度の用語の説明と先行研究の説明もあるため、初学者にも使いやすい。2014/09/19
ゆみの
0
まずこの本では「外国語」=英語だということを頭にいれておくべき。とはいえちゃんと英語の世界的優位性も考慮して論を展開してくれるので、基本的な学習動機の本としては平易で文献も多数示しているのでとても勉強になった。2013/01/11