関西大学東西学術研究所研究叢刊<br> 日本の水車―その栄枯盛衰の記

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関西大学東西学術研究所研究叢刊
日本の水車―その栄枯盛衰の記

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  • サイズ A6判/ページ数 561p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784873543765
  • NDC分類 534.32
  • Cコード C3021

内容説明

本書は、長崎・石川・京都・群馬など全国各地の官庁や公文書館に、半ば死蔵されていた日本近代における水車関連の文書資料を蒐集し、新たな視点よりスポットを当てたもの。具体的にいえば、それらの資料を詳細に分析吟味することによって、産業革命期における水車が果たした役割を浮き彫りにし、かつ動力源としての水車の栄枯盛衰を丹念に洗い、その変遷を見事に描き切った。

目次

東北三県の水車新設出願文書―明治期の宮城・岩手・福島県における
山形県西村山郡の水車事情
出願文書から見た栃木県水車の盛衰―大正期・昭和戦前期を中心に
群馬県の水車設置出願文書を巡る諸問題
埼玉県の水車関連文書
明治・大正期における神奈川県の水車事情
神奈川県津久井郡の「水車台帳改帳」分析
水車場転用の小水力発電所―新潟県の諸事例にみる
石川県における水車の消長―明治・大正期の出願届出文書にみる
水力開発利用の推移に伴う地域の変容―手取川水系を巡って〔ほか〕

著者等紹介

末尾至行[スエオヨシユキ]
関西大学名誉教授。東西学術研究所委嘱研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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