内容説明
SQL言語に初めて触れるプログラマを対象に、SQL言語の基本を解説します。データベースの歴史、概念などの基礎知識から、データベースの作成、クエリの基本、フィルタリング、トランザクションなどまで、実践に必要なポイントを過不足なくコンパクトにまとめ、理解を深められるよう練習問題を用意しています。改訂にあたり、「ビュー」「メタデータ」「解析関数」「大規模なデータベースの操作」「SQLとビッグデータ」の章が追加され、さらに充実しました。SQLを学び始めるのに最適の一冊です。
目次
背景情報
データベースの作成と設定
入門:クエリ
フィルタリング
複数のテーブルからデータを取得する
集合
データの生成、操作、変換
グループ化と集計
サブクエリ
結合
条件付きロジック
トランザクション
インデックスと制約
ビュー
メタデータ
解析関数
大規模なデータベースの操作
SQLとビッグデータ
付録A サンプルデータのER図
付録B 練習問題の回答
著者等紹介
ブールー,アラン[ブールー,アラン] [Beaulieu,Alan]
30年以上にわたって、カスタムデータベースの設計と構築を手がけている。主に金融サービス部門を対象として非常に大規模なデータベースの設計、開発、パフォーマンスチューニングを専門に行うコンサルティング事業を行っている。コーネル大学工学部で工学の学士号を取得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A.I
2
基本中の基本という感じ。最近仕事で必要になったから読んだんだけど、以前の知識がまだまだ使えるなと思った。あまり変わってないのかな?2023/02/23
愛楊
1
SQLの入門書。MySQL(Sakila データベース)を中心としているとはいえ SQL Server や Oracle Database への目配せを欠かさないのは、さすがのオライリーとも言うべき品質である。変換関数やサブクエリ、自然結合、条件付きロジック(case式)、ビューや解析関数などは大学で学ばなかった事項であり、大きな収穫であった。分割やクラスタリング、水平分割、非SQLデータベース、Apache Drillなど、現代の SQL エコシステムの変化を含んでいる。SQLの名著である。2024/03/03
kohei
0
サンプルDBを使った練習問題があり、SQLの理解とDB周りの知識を取得するのに非常に役立った。ただ、書き方が説明ベースなので、こちらから情報を整理して理解しにいく姿勢は必要。2023/02/28
けい
0
SQL初心者向けの本と合って言葉や例が優しいが、実務上書くSQLをほぼ網羅していると思うほど詳しかった。これをマスターすれば、データを専門とする分野以外で困ることはなかなかないと思う。2023/02/07
Q
0
リレーショナルデータベースを操作するSQL言語の入門本。主にMySQLを実際に動かして解説している。トップダウンに解説しているので、一旦SQLに入門して身に付いていない僕のような人材には物足りないかもしれない。個人的にはミック氏の著作の方が好みだった。2022/05/10
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