内容説明
Raspberry Pi開発者たちが、プロセッサ、メモリ、ストレージ、ネットワーク、入出力制御、オペレーティングシステム、プログラミングなどを、歴史的な背景と合わせて詳細に解説する。また、解説内容の一部は、実際にRaspberry Piで試すことも可能。
目次
1章 驚くべきコンピュータの姿
2章 速習:コンピュータが動く仕組み
3章 メモリ
4章 ARMプロセッサとSoC
5章 プログラミング
6章 不揮発性ストレージ
7章 有線イーサネットと無線イーサネット
8章 オペレーティングシステム
9章 ビデオコーデックと動画圧縮
10章 3Dグラフィックス
11章 オーディオ
12章 入出力
著者等紹介
宮下健輔[ミヤシタケンスケ]
1996年に大阪大学大学院基礎工学研究科で博士(工学)の学位を取得、岡山理科大学工学部を経て、京都女子大学現代社会学部教授。並列アルゴリズムを研究していた学生時代に、偉大な先輩たちの薫陶を受け学生ボランティアグループの一員として学科ネットワーク運用に参加。10BASE‐5からFDDIに至るメディアの進化や、FTP、Gopher、WWWなどプロトコルの多様化を体験した。その後は徐々に研究の軸足を計算機やネットワークの管理運用手法へ移し、現職では教育の傍ら学内ICT基盤の管理運用にも携わっている。ここ数年は学生たちとゼミでArduinoやRaspberry Pi、little bitsなどを利用した電子工作を楽しんでいる。2017年より情報処理学会「インターネットと運用技術(IOT)研究会」主査
坂下秀[サカシタシュウ]
1985年に京都大学理学部物理系を卒業。Unixシステム向けパッケージソフトウェアの開発販売会社でカスタマーサポート、社内システムとネットワークの管理を担当する。2003年に、株式会社アクタスソフトウェアを設立。会社では、音声・映像伝送や組込みシステム、研究機関向けのソフトウェア開発を手掛ける。現在も、社長業とともに社内システムおよびネットワークの構築と運用を続けている。1986年頃から現在に至るコンピュータシステムとそのネットワークの管理経験を活かし、雑誌の記事執筆や書籍の翻訳、監修を行ってきた。今のように簡単に保守部品が手に入らなかった頃からの習慣で、購入したコンピュータ機器は自分で保守ができるように、必ず分解して内部の様子を写真に撮り、メモを作成している。2003年より情報処理学会「インターネットと運用技術(IOT)研究会」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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HF23
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みやび