内容説明
本書は、開発者自身により書かれたServerspecに関する初の書籍です。機能の詳細、動作仕様や内部のアーキテクチャ、ソースコードレベルで拡張する方法、開発に至る経緯や開発に関する哲学など、開発者自身にしか書けない包括的な解説書です
目次
1章 Serverspecの紹介
2章 初めてのServerspec
3章 Serverspecの本格利用
4章 Serverspec内部の詳細
5章 他ツールとの連携
6章 トラブルシューティングとデバッグ
7章 Serverspecの今後
付録A リソースタイプリファレンス
付録B Serverspec/Specinfra v2での変更点
付録C SpecinfraのServerspec以外の利用例
付録D Windowsのテスト
付録E Serverspecを活用するために参考となる書籍や雑誌
著者等紹介
宮下剛輔[ミヤシタゴウスケ]
1975年北海道根室市生まれ。1997年北海道大学経済学部経営学科卒業。SIerでのプリセールスエンジニア、Web系企業でのテクニカルマネージャ職を経て、2014年4月からフリーのソフトウェアエンジニアとして、OSやミドルウェアレイヤーを中心としつつも、アプリケーションまで含めた自動化・省力化・継続的改善をテーマに活動中。現在はクックパッド社でのインフラ整備を主な生業としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
2
最近、色んなものに対しての自動化案件が多くなってきているので勉強として読んでみた。内容はServerspecとはというところから内部についての説明、拡張方法、別のツールとの連携方法などServerspecについて詳しく知るための書籍。内容的にそれなりにServerspecやRubyを使っていないと読みづらい内容かと。ただ一通り使ってみて正しく使いたいという人は読んでみて損はないかと。あと、個人的には付録の存在が良かった。ちょっと色々なものとの連携を思いついたのでとりあえず作ってみよう。2015/05/06
ninn.atsu
0
インフラテストを効率的にできないかなと思って購入。Rubyを全く触ったことないので多少理解が難しいところもありましたが、使う分にはあまりRubyの知識は問われないのかなと。OSSを維持していくためにどういう考え方でやっているのかが伝わってきて勉強になった。自分が使わないものを開発するのは確かにモチベーションが上がらないから納得。これから少し使って見てServerSpecを評価する予定。2017/06/25
ken5a
0
自分がテストしたい用途よりインフラ・Webサーバー寄りだった。 2015/07/17
Syohei YOSHIDA
0
私自身 Serverspecを使ったことがないし, 今後も使うことはまずないと思うのだけど, どういうものか知りたかったので読みました. 時折出てくる mizzyさんのモチベーションを維持するための開発方針というのが大変考えさせられました. 思い切りすぎじゃないかと思ってしまうほどですが, 自分自身が良い物を継続して開発していくにはこれぐらい大胆である必要もあるのかなと思いました(特に人気が出て, 多くの意見を受け取る場合). OSS開発者の人にとってはその部分だけでも読む価値がある一冊だと思います.2015/01/21
しょっさん
0
子だくさん(5人)の人を応援する意図も含めて購入。現時点において、Serverspecでできることは、大抵実装してきて、これまでの資産を使い回しながら対象ホストのテストを追加していけば良い状態になっています。ただ、正しく実行されてはいるものの、使い方が正当かどうか、開発者の意図にあった使い方をしているか、のマッチングに使いました。おおきく自分の意図とはズレていないことが分かったことと、他のツールとの連携や、付録にリファレンスがついてるのはありがたかったです。2015/01/18




