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デバッグの理論と実践―なぜプログラムはうまく動かないのか

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  • サイズ B5判/ページ数 417p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784873115931
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

『ビューティフルコード』『Making Software』の著者の一人であり、GNU Data Display Debugger(DDD)の開発者である著者が、なぜプログラムがうまく動かないかについて、効率的な原因究明方法とデバッグ方法を提案。なぜ「系統的」で「自動的」なデバッグが必要なのかの重要性を説き、そしてそれを実現するための手法として、差分デバッグ、科学的手法といった具体的なテクニックやさまざまなツールの詳細を紹介しています。デバッグ作業を効率化し、デバッグの苦痛を軽減するという著者の信念に基づいて書かれた本書は、多くのプログラマにとって福音となる一冊です。

目次

障害はどのように起こるのか
問題の管理
プログラムを失敗させる
問題の再現
プログラムの単純化
欠陥の修正
失敗から学ぶ
形式的な定義〔ほか〕

著者等紹介

ツェラー,アンドレアス[ツェラー,アンドレアス][Zeller,Andreas]
1991年にダルムシュタット工科大学を卒業、1997年にドイツのブラウンシュヴァイク工科大学からコンピュータサイエンスのPh.Dを取得。2001年以来、ドイツのザールラント大学でコンピュータサイエンス学科の教授を務める。大規模プログラムとその歴史を研究し、オープンソースプログラムでのプログラムの失敗原因を決める方法を多数開発した

中田秀基[ナカダヒデモト]
博士(工学)。産業技術総合研究所において分散並列計算の研究に従事

今田昌宏[イマダマサヒロ]
富士通株式会社勤務。ソフトウェアの開発、検証を経て現在はLinuxのテクニカルサポートと中国へのオフショアリングを担当

大岩尚宏[オオイワナオヒロ]
ミラクル・リナックス株式会社所属のソフトウェアエンジニア

竹田香苗[タケダカナエ]
富士通株式会社勤務。主に仮想化(KVM)関連ドキュメントの執筆やLinuxのテクニカルなサポートを担当中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

6
GNU DDDの開発者によるデバッグの教科書。原題の"Why Programs Fail"が示しているように原因を特定して修正していくシステマチックな方法論のガイド。原著の第2版の翻訳。前書きに箇条書きであるとおり、障害の再現、部分の特定といったあたりやバグを潜ませないためのプログラミングといったこと、そして障害発生の原因やそれをミスからどう学ぶかといったことが紹介されている。というか、確かに別の方も書いてるとおり特定の環境にあるツールが自分の環境にはない!というのはストレスになるねぇ(w2013/04/25

KimuraShinichi

2
デバッグを自動化する! たとえばコンピュータに何十万回もの体系的な試行錯誤をさせて、バグの原因範囲を絞り込み、元凶を特定する。その方法のあれやこれや。プログラミングする人にはきっと宝箱のような本。とは言っても、特定のプログラミング言語限定でしか提供されていないデバッグツールは、その言語を使っていないプログラマには垂涎の的になるばかりで、目の毒かも?2013/04/07

Sean

1
バグの由来の蛾、ではなく蝶蝶が表紙なのな。 JUnitなどを例に、Unitテストの書き方、またUnitテストに向いたプログラミング技術について記述している。 今度使う。2014/05/04

ショウヤ

0
64pまで読んだ。しばらく読むことはなさそうなので読了へ。2014/12/30

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