内容説明
初期段階の構想から磨きぬかれたインタフェースをつくり出す方法を、端的で明解な原則と豊富な例で解説。Facebook、USA Today、Twitterrificといった秀逸なUIをもつiPhoneアプリの開発舞台裏を知り、思わずタップしたくなるアプリを作成するためにデザイン、心理、文化、人間工学、ユーザビリティをどのように組み合わせればよいのか知ることができる。日本語版では巻末付録として深津貴之氏による「fladdict流のUIデザイン」を収録した。
目次
1章 素早い操作―私たちはiPhoneをどう使っているか
2章 タップする価値のあるアプリか―アプリの機能を絞る
3章 小さなタッチスクリーン―サイズとタッチを考慮したデザイン
4章 デザインを始める前に―アプリの構造はアップルの流儀で
5章 標準のUIパーツ―Appleが用意したインタフェース用部品の活用
6章 目立たせる―視覚的個性の創出
7章 第一印象―アプリの効果的な紹介
8章 スワイプ、ピンチ、フリック―ジェスチャーの処理
9章 横向き画面の活用―画面の回転について
10章 礼儀正しい会話―アラート、割り込み、アップデート
11章 こんにちは、お隣さん―ほかのアプリとの協調
著者等紹介
クラーク,ジョシュ[クラーク,ジョシュ][Clark,Josh]
デザイナー兼ソフトウェア開発者兼ライター。講演や、コンサルタントとして数多くの企業が「タップする価値のある」iPhoneアプリ(tapworthy iPhone apps)や効果的なウェブサイトを作る支援をしてきた。それ以前、PBS(公共放送サービス)系列のWGBH(ボストン公共放送局)でさまざまな番組を制作。1996年には「Couch‐to‐5K(C25K)」というジョギング入門番組を創案した
深津貴之[フカツタカユキ]
株式会社Art&Mobile代表取締役。デザイナー、デベロッパー、コンサルタントとして活動中。2009年4月にデザインスタジオthe Itd.を辞めて独立。代表的なiPhoneアプリは「TiltShiftGenerator」「SuperPopCam」。クライアントワークでは、MUJI CalendarやPhonebook等のプロジェクトに参加している
武舎広幸[ムシャヒロユキ]
国際基督教大学、山梨大学大学院を経て、東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。マーリンアームズ株式会社代表取締役。自動翻訳システムなどの言語処理関連ソフトウェアの開発、コンピュータ関連の翻訳および著作、オンライン翻訳講座の運営などを手掛ける。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「末踏ソフトウェア創造事業」に2年連続して選ばれるなど、プログラマーとしても活躍中
武舎るみ[ムシャルミ]
1980年学習院大文学部英米文学科卒。マーリンアームズ株式会社取締役。心理学およびコンピュータ関連のノンフィクションや技術書などの翻訳、オンライン翻訳講座の運営などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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