内容説明
本書は、Java言語の初期から備わっていたコア機能がどういう意図で作られているかを解説するものである。なぜその機能がJavaに導入されたのか、どのように使われることを意図しているか、そうすることでどのような効果が得られるのか、あるいはその設計判断により生まれた罠をどう避けるべきかを、Java言語開発当初から関わったベテランエンジニアのJim Waldoが説明する。Java言語の設計思想を知ることで、Javaの秀でた魅力を実感し、「Javaらしい」プログラミングを体得する書籍である。
目次
1章 Javaについて
2章 型システム
3章 例外
4章 パッケージ
5 章 ガベージコレクション
6章 Java仮想マシン
7章 Javadoc
8章 コレクション
9章 リモートメソッド呼び出し(RMI)とオブジェクトシリアライゼーション
10章 並行処理
11章 開発者のエコロジー
著者等紹介
ウォルド,ジム[ウォルド,ジム][Waldo,Jim]
サン・マイクロシステムズ・ラボラトリーズのDistinguished Engineerであり、次世代大規模分散システムの研究に従事。現在、大規模オンラインゲームおよび仮想世界のためのマルチスレッド分散インフラストラクチャ、Project Darkstarのテクニカルリードを務める。その前は、Javaベースの分散プログラミングシステム、Jiniのリードアーキテクトを務めた。サンに入る前はアポロコンピュータおよびヒューレット・パッカードで8年間、分散オブジェクトシステム、ユーザインターフェイス、クラスライブラリ、テキスト、国際化といった分野に従事
矢野勉[ヤノツトム]
Javaを使ったシステム開発に携わりつつ、雑誌や本の執筆などを行う。日本Wicketユーザグループ(wicket‐ja)主催
笹井崇司[ササイタカシ]
ソフトウェアエンジニア。1996年、大阪大学大学院工学研究科情報システム工学専攻修了。現在、家電メーカに勤務。ネットワーク関連やモバイル機器の開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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