内容説明
マイクロソフトが注力する新しい関数型言語Ｆ＃の解説書です。Ｆ＃はＯＣａｍｌやＨａｓｋｅｌｌといった関数型言語から大きな影響を受けており、シンプルかつ強力で、効率良く開発できると注目を集めています。特に、高性能な数値計算、効率的な並列処理、ソフトウェアテストの向上など、数々の場面で威力を発揮します。習得が難しいとされ、敷居が高い印象のある関数型言語ですが、Ｆ＃は．ＮＥＴプラットフォームで利用可能で、また本書では関数型言語の基本から解説しているので、関数型言語に初めて触れる方でも楽しく知識を身につけることができるでしょう。Ｆ＃の言語の詳細を知りたい人はもちろんのこと、関数型言語について学びたい人にもおすすめの一冊です。Ｆ＃開発チームの一員だった著者が効率的で楽しいプログラミングを約束します。
目次
Ｆ＃の紹介
基本事項
関数プログラミング
命令型プログラミング
オブジェクト指向プログラミング
．ＮＥＴプログラミング
関数プログラミングの応用
オブジェクト指向プログラミングの応用
スクリプト
計算式
非同期および並列プログラミング
リフレクション
コード引用符
ＮＥＴライブラリ概要
Ｆ＃の相互運用性
著者等紹介
スミス，クリス［スミス，クリス］［Ｓｍｉｔｈ，Ｃｈｒｉｓ］
Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔに勤務するＦ＃開発チームの一人だった。Ｗａｓｈｉｎｇｔｏｎ大学でコンピュータサイエンスの修士号を取得
鈴木幸敏［スズキユキトシ］
基本的に新しいテクノロジには興味を持つ。主にデスクトップアプリケーションの開発に携わる日々を過ごしている。２００５年千葉大学大学院自然科学研究科数学・情報数理学専攻卒業
頃末和義［コロスエカズヨシ］
青山学院大学電気電子工学科を卒業後、日本ＤＥＣ、ボーランド株式会社を経て、１９９６年にマイクロソフトに入社。マイクロソフトでは、２０１０年に退社するまで、一貫してプログラミング言語及びクライアントユーザーインターフェイスの国際化・日本化を担当。マイクロソフト在籍時には情報規格調査会／ＳＣ２２専門委員会の委員であった。近年では、Ｃ＃、ＣＬＩなどの日本工業規格化を担当した経験をもとに、Ｒｕｂｙの標準化に参加している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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