内容説明
GDBはオープンソースのデバッガで、プログラムのバグやクラッシュの原因を突き止られるため、プログラミングの際にはなくてはならない、Unix/Linuxプログラマにとっては必携のツールです。C、C++だけでなく、Java、Fortran、アセンブラ言語のプログラミングで重宝します。本書はGDB機能と基本操作、コマンドの説明をコンパクトにまとめたハンディなリファレンスです。日本語化に当たり、Emacsから使用する方法や、ほかのデバッグツールについての記述を加筆しています。
目次
1章 概要
2章 コマンドラインの構文
3章 GDBのグラフィカルユーザインタフェース
4章 初期化ファイル
5章 GDBの式
6章 テキストユーザインタフェース
7章 GDBコマンド(グループ別)
8章 set、showコマンド
9章 infoコマンド
10章 GDBコマンド(アルファベット順)
著者等紹介
ロビンス,アーノルド[ロビンス,アーノルド][Robbins,Arnold]
アトランタ生まれ。プログラマ兼テクニカルライター。PDP‐11上のUNIX Version6と出会った1980年からUNIX関連の仕事に従事。1987年からawkのヘビーユーザであり、awkのGNUバージョンであるgawkの開発にもかかわり、現在はメンテナンスと文書を担当している。POSIX1003.2の選考委員の一人として、awkのPOSIX準拠にも一役買っている。イスラエル在住
千住治郎[センジュジロウ]
獨協大学前田ゼミ卒。普及しているプログラミング言語以外にもAPLなど少数派の言語も経験する。昭和63年からUNIXを使用し始め、ソフトウェア開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。