内容説明
SAN(Storage Area Network)およびNAS(Network Attached Storage)というストレージネットワーク技術が、大規模データの管理に最も有効なソリューションとして注目されている。本書では、SANとNASの基礎技術とその構築方法を解説し、日々の運用管理やバックアップ/リカバリを実例を挙げて紹介する。また、SANとNASのどちらを採用すべきかといった疑問にも、SANとNASの双方の相違点を取り上げて答える。大規模データ管理を実現するために必要となる様々テクノロジーを幅広く解説するだけでなく、近い将来実現可能な新しい技術についても紹介している。ストレージ管理者やネットワーク管理者のみならず、ITマネージャやIT企画部門など、データ管理に携わるすべての人にとって必読の一冊。
目次
1章 SANとNAS
2章 ファイバチャネルアーキテクチャ
3章 SANの管理
4章 SANのバックアップ/リカバリ
5章 NASアーキテクチャ
6章 NASの管理
7章 NASのバックアップ/リカバリ
付録(次世代のストレージテクノロジー;RAIDのレベル)
著者等紹介
プレストン,W.カーティス[プレストン,W.カーティス][Preston,W.Curtis]
小規模から大規模までのデータセンター用ストレージシステムの設計、実装、監査を主業務とするシステムインテグレータThe Storage Group社の代表である。9年に及ぶストレージシステム設計の経歴の中には、“FORTUNE Global500”誌に軒を連ねる企業等からの委託も含まれる。また、第三者として初めて、ストレージ業界のためのWebサイトであるStorageMountain.com(旧称BackupCentral.com)も創設している。このサイトはストレージ商品を求める何千もの訪問客で毎日賑わっている。美しい妻Celynn、長女Nina、次女Marissaと共に、カリフォルニア州San Diegoにて起居している
金崎裕己[カナサキヒロミ]
株式会社アスキー、インフォミックス株式会社にてRDBMSを中心としたソフトウェア製品の営業/マーケティングに従事。その後、日商エレクトロニクス株式会社にてストレージ関連製品のマーケティング/コンサルティングを経て、データコアソフトウェア株式会社の日本代表に就任。また、1998年よりストレージ関連業界団体であるJDSF(ジャパンデータストレージフォーラム)の幹事/ストレージネットワーク部会長を務め、執筆/講演多数。2002年より、株式会社プライムシステム勤務
豊沢聡[トヨサワサトシ]
国際基督教大学を卒業後、電話会社を2軒はしごしてから、翻訳作業中現在無職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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