内容説明
本書は、Ｃａｒｂｏｎを使ってＭａｃＯＳ Ｘアプリケーションを作るための本である。Ｐｒｏｊｅｃｔ ＢｕｉｌｄｅｒとＩｎｔｅｒｆａｃｅ Ｂｕｉｌｄｅｒという２つの開発ツールを使い、１つのアプリケーションを例題にして、プログラミングの設計から構築までを説明。ウィンドウを扱う方法、文書を印刷する方法、ファイルを開き保存する方法など、アプリケーションの一般的な機能をＣａｒｂｏｎプログラムに組み込むテクニックをコードや図表を交えながら具体的に解説する。またＣａｒｂｏｎプログラミングの基礎概念から、実践的なテクニック、高度なトピックまでを扱っており、本書を最後まで読めば自力でＣａｒｂｏｎアプリケーションを開発できるようになる。
目次
Ｃａｒｂｏｎ入門
Ｃａｒｂｏｎアプリケーションの仕様作成：月旅行計画
Ｐｒｏｊｅｃｔ Ｂｕｉｌｄｅｒプロジェクト
Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｂｕｉｌｄｅｒ：Ｎｉｂファイルとウィンドウ
Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｂｕｉｌｄｅｒ：ツールとコントロール
Ｃａｒｂｏｎイベント
Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ Ｂｕｉｌｄｅｒ：メニュー
テキストとローカリゼーション
印刷
プロパティリスト〔ほか〕
著者等紹介
長瀬嘉秀［ナガセヨシヒデ］
１９８６年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞を経て、１９８９年テクノロジックアートを設立。ＯＳＦ（Ｏｐｅｎ Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｆｏｕｎｄａｔｉｏｎ）のテクニカルコンサルタントとしてＤＣＥ関連のオープンシステムの推進を行う。ＯＳＦ日本ベンダ協議会ＤＣＥ技術検討委員会の主査をつとめる。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。ＵＭＬによるオブジェクト指向セミナーの講師、ＵＭＬ関連のコンサルテーションを行っている。ビジネスオブジェクト推進協議会（ＣＢＯＰ）ＢＯテクノロジ分科会主査（常務理事）ＯＭＧでＵＭＬ Ｐｒｏｆｉｌｅ ｆｏｒ ＥＤＯＣの提案者、ＩＳＯ／ＩＥＣＪＴＣ１ ＳＣ３２／ＷＧ２委員、情報処理相互運用技術協会（ＩＮＴＡＰ）オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会（ＥＣＯＭ）ＸＭＬ／ＥＤＩ標準化調査委員
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