内容説明
神話から真実へ―国造りの大神・大己貴の実像。出雲大社境内の筑紫社に大己貴の筑紫妻が祭られている謎。三輪山中腹に大己貴が大和妻と暮らした出雲屋敷がある謎。大己貴が国造りの大神として各地神社に讃えられている謎。数々の謎に包まれた大己貴の実体を全国各地の神社伝承や地誌が熱く語る。
目次
1章 書紀と考古学から復す大己貴活躍年代の推定
2章 推理小説として読み解く書紀神代紀上下二巻
3章 出雲で覇権を築いた大己貴の父・スサノオ
4章 国造りの大神・大己貴の原像
5章 スサノオ・大己貴親子の朝鮮半島往来伝承
6章 対馬に残るスサノオ=ヒコホホデミの痕跡
7章 倭国大乱―スサノオ・大己貴親子の国造り
8章 大己貴の奥津城及び大己貴と邪馬台国との接点
終章 まとめ
著者等紹介
崎元正教[サキモトマサノリ]
1948年兵庫県尼崎市生まれ。1972年神戸大学大学院工学研究科修了。工学修士。同年日立製作所半導体事業部に入社。品質保証部信頼性基礎技術Grグループリーダ(主任技師)等を歴任して1999年退職。退職後は、趣味でコツコツ研究していた日本古代史の解明に専念。『ヤマトタケるに秘められた古代史』(けやき出版、2005年)、本書は第9回(2006年度)日本自費出版文化賞研究・評論部門入選作品。『日本書紀と神社が語る天皇誕生史』(歴研、2020年)本書は第24回(2021年度)日本自費出版文化省研究・評論部門入選作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 心理学検定基本キーワード
-
- 和書
- レクイエム司馬遼太郎