内容説明
人麻呂に“もうひとつの顔”があった!明日香の二面石や猿石はなぜ身ひとつに顔がふたつあるのか?飛鳥の歌聖ヒトマロにふたつの顔があったからだ!万葉千年の謎を解き明かす渾身の一書!
目次
第1章 鴨山自傷歌の『石見国』は実在の石見国ではない
第2章 人麻呂は『自傷歌』の家元である
第3章 大津皇子『流涕御作歌』は、なぜ巻三にあるのか
第4章 鴨山自傷歌の『鴨』はどこから来たのか
第5章 鴨山自傷歌の『磐』は何を意味するか
第6章 『泣血哀慟歌』は何を語るか
第7章 人麻呂はなぜ自らを『鴨山』で死なせたか
第8章 依羅娘子・人麻呂夫妻とは何者か
第9章 『柿本』と『藤原』の由来は何か
むすびとして 淡海縣の物語
著者等紹介
小林義彦[コバヤシヨシヒコ]
1976年、茨城大学人文学部卒業後、広告会社勤務等。2000年、『日月山水図屏風異聞』で自由都市文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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