内容説明
佐幕か勤皇か、黒船来航以来、風雲急を告げ政治情勢が変転する中、名門譜代としての矜持と領民を慮る思いとの狭間で揺れる忍藩の苦悩を描きだす歴史ドキュメント。
目次
三方領知替え
江戸湾沿岸警備
家禄六分減
動乱
出兵と軍制改革
新しい時代の胎動
忠誠公、紀州落去
覚悟の切腹
忍城落日
明治への序章
それぞれの御一新
著者等紹介
渡辺せつ子[ワタナベセツコ]
埼玉県生まれ。法政大学文学部史学科卒。埼玉県職員として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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