内容説明
貴族社会の頂点に立ち華麗なる交友関係を堪能する良経。しかしその歌にはそこはかとなく哀愁が漂う。天才歌人良経の内面を仏教的視点から紐解き、その代表的な歌を再解釈する。
目次
前篇 藤原良経小伝
後篇 藤原良経の歌(第一期の歌;第二期の歌;第三期の歌)
むすび(良経のアンソロジー『新古今和歌集』;良経歌のペーソスとその源泉)
著者等紹介
太田光一[オオタコウイチ]
1938年1月横浜生まれ。1960年3月東京工業大学理工学部卒業。1960年4月日本軽金属(株)に入社、技術開発、工場設計、工場建設、工場経営など主に技術畑で活躍す。1983年4月縁あってドイツ・メルク社(本社ダルムシュタット)の日本法人メルク・ジャパン(株)(現メルク株式会社)に転職し、日本における生産拠点の新・増設など、日独の橋渡し役としてメルク社の企業発展に貢献す。1999年3月メルク・ジャパン(株)常務取締役退任後、文学研究に専念し今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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