内容説明
足尾銅山の繁栄と近代化による鉱毒問題から日本の近代化の原理と特徴を読み解く。第15回歴史浪漫文学賞研究部門最終選考通過作品。
目次
1 足尾のまちと日本の黎明
2 秀吉の鉱業政策
3 徳川時代の足尾銅山
4 銅街道を考える
5 維新のロジックと鉱山業の近代化
6 鉱山事業の産業革命
7 近代化の蹉跌
8 何故、人権が踏みにじられたのか?
9 田中正造という男
10 足尾に未来はあるか!
著者等紹介
高山憲行[タカヤマノリユキ]
1966年2月埼玉県出身。地方公務員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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