内容説明
多感な少年時代から発狂直前までの詩を集めたニーチェ理解必携の書。
目次
序
初期詩集(一八五八‐一八七六年)
中期詩集(一八七七‐一八八二年)
後期詩集(一八八三‐一八八八年)
著者等紹介
太田光一[オオタコウイチ]
1938年1月横浜生まれ。1960年3月東京工業大学理工学部卒業。1960年4月日本軽金属(株)に入社、技術開発、工場設計、工場建設、工場経営など主に技術畑で活躍す。1983年4月縁あってドイツ・メルク社(本社ダルムシュタット)の日本法人メルク・ジャパン(株)(現メルク株式会社)に転職し、日本における生産拠点の新・増設など、日独の橋渡し役としてメルク社の企業発展に貢献す。1999年3月メルク・ジャパン(株)常務取締役退任後、文学研究に専念し今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kero385
2
軽い気持ちで手に取って、、???? やたら文語訳にしているけど、、、 鴎外や荷風のように血肉となった文語訳ならまだしも、、、 ニーチェに「ヴェネツィア」という美しい詩がありここにもあったが、、、 片山敏彦氏に素晴らしい文語訳がある。80年前の訳だけど、比べてしまうのは酷だが、、 久しぶりに読み通すのが辛い本だった、、、 軽い気持ちでニーチェに手を出した罰だなきっと。2024/07/13
モート
1
速読でオーバービューしただけでワクワクしてきた。2019/03/09
しんしん
0
とてもニーチェを理解できたなんて言えたものではないが、その想いを少しは訳者の解説にてぼんやりとでも触れることができたと感じた。 生をまっとうに苦しみ、安きにひざまづかなかった姿がぼんやりと感じられたことがよかった。 2021/04/01
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