内容説明
敗戦の日から明日の知れぬ生活と生死を賭けた逃避行。収容と引揚げという塗炭の苦しみを味わい辿り着いた祖国日本。全てを失いつつ希望を捨てずに生き抜いた魂の記録。
目次
第1部 収容所生活の中で
第2部 引揚げ(脱出)、その苦しみ
追録
著者等紹介
日高昭男[ヒダカアキオ]
昭和3年北朝鮮で生まれる。昭和20年咸興師範学校卒業。昭和20年8月終戦のため収容所入り。昭和21年8月引揚げ開始。昭和21年9月博多港上陸故郷宮崎入り。昭和22年宮崎県にて教職に就く。昭和28年神奈川県川崎市にて教職に就く。昭和63年退職。ピアノを10歳から学び、戦後上京し作曲家について作曲を学ぶ。現在、コーラス・歌の会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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