俺たちは野良犬か!―それでも生きた孤児たち

俺たちは野良犬か!―それでも生きた孤児たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784873023618
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

鉄の檻の中に裸で押しこめられた子どもたち。このこどもたちがどんな罪を犯したというのだろうか。家を焼かれ、親を殺され、浮浪児となった戦争孤児を野良犬と呼びゴミのように扱った冷酷な日本人。人間としてのひとかけらのやさしさもなかった。それでもなぜ孤児らは生きたのか。戦後61年、あなたに届けたい戦争孤児を声を…。

目次

「学習院」の野良犬たち
「いのち」のつながり
殺された小さないのち
「野良犬」は学校に入れるな!
孤児を「野良犬」と呼ぶ冷酷な日本人
「あ、戦災孤児か…」それでええのかな昭和天皇
おまえら、そこまでやるか!
「バカの壁」を乗り越える
泣くな野良犬、ケンカに負けるな!
「里子」は労働力か…
野良犬に「不登校」はない
十歳の労働者、食事はネコ以下
父を求めて…、赤パンのヤス
トマトに染まった「いのち」
旅立ちの季節―見えない明日に向かって
十九歳定時制高校入学
「挫折…」信越線夜行列車に
労働者としての大学生
生きてこそいのちの証し

著者等紹介

山田清一郎[ヤマダセイイチロウ]
1935年4月(昭和10年)兵庫県神戸市に生まれる。1945年3月(昭和20年)神戸大空襲により父親死亡。6月(昭和20年)神戸大空襲により母親死亡。この後、10歳で戦災孤児となり、神戸や東京で約2年間浮浪児生活の後、東京、千葉、長野の「孤児収容施設」を転々とする。1958年3月(昭和33年)東京・定時制高校卒業。1962年3月(昭和37年)明治大学文学部卒業。1962年4月(昭和37年)埼玉県秩父郡公立中学校教師となる。1996年3月(平成8年)同教師を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yusuke Suzuki

0
自由の講義2017/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3730814
  • ご注意事項