- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学その他
内容説明
「本当に使える図書館を作りたい」と主婦が図書館をプロデュースしました。これからの図書館は、カルチャーモール型、高度情報センターでなくっちゃ。
目次
真夜中の図書館(真夜中の図書館;パラレル革命「マヨト」)
図書館を作る―市民・企業・行政(ほんとうの図書館を;SOS「図書館を作る」ブログ総集編)
著者等紹介
辻桂子[ツジケイコ]
福岡県前原市在住。西日本新聞地域情報紙『エルル』記者。司書・生涯学習インストラクター。前原市の図書館つくりを応援する会、「ぶっくくらぶ」代表。「としょかん発見塾」代表。NPO政策学校一新塾17期生。新現役の会糸島支部世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuko
16
時に読むのに疲れを感じるほど著者の図書館愛が伝わってきた。理想の図書館マヨトについて、実務的な語りと、エッセイ?ポエム?の2部構成。 斜め読みになってしまったが、読了して改めて、この図書館実際にはないんだよなあ…と、その想像?空想?妄想?力が凄いと感じた。2022/10/15
びすけっと
12
2006年8月刊。「図書館の日」図書紹介コーナー出会い本。公立図書館を自分たちの手で、と十数年活動を続ける著者のブログと「このような公立図書館を」との願いの結晶を物語にした両面表紙の本!ですから、奥付がほぼ真ん中に(@_@) 生涯教育と民主主義の拠点としての公立図書館をとめざすその姿は平面展開された、さらに開かれた公民館のよう。身近なところでは福島市の生涯学習センターを思い浮かべました(制度上公民館は別に存在する)。私たち利用者も借り出すだけではない利用を考えさせられました。2015/04/26
みさ
3
図書館で見つけた。読んでいるとワクワクしてくる。こんな図書館、みんなでつくっていけたら幸せだろうなぁ…わたしは、「理想」「夢」を語るって、とても大切だと思っている。大人になったからこそ、夢や理想をもっともっと大切にしていかないといけないとさえ思っている。【図書館の天使】天使が飛ぶために図書館の天井は高い。天使は誰かの肩に止まって、静かに羽をたたむ。だから図書館では誰もみな美しい。2016/04/24
履庵
3
書棚整理中:こんな図書館があったらいいよね、という市民の図書館運動をされている方が書かれた本。図書館への要望などの活動記録と、理想とする図書館像を小説にした2部構成の本。当時は、「わかるけど・・・現実には難しいよね」と思っていたけど、現在武雄市の図書館の出現により、状況は変わってきているかもね、と思い、再読しようと思ったら、本が無い~どこ行った?!マヨト~2013/05/18
チカ
2
図書館の本で、一般の人にもわかるよう図書館の理念や役割、可能性を書いているものとして評価できる。イメージとしての物語と、比較的現実的な提言にわけて書いてあるのもよい。ただ、理想が先行しすぎて現実とのギャップが激しすぎるように感じる。アメリカの図書館では普通のことだったりするが、今の日本では絵空事。民主主義などの土壌が違うのでなかなかこの差はなくならないだろう。もう少し現実的に、特に働く人たちにアピールできるものなら(著者の思考はやっぱり主婦的なものを感じる 良し悪しは別として)よいのに。これでは一部の図書2009/11/05