内容説明
ここに掲載された百九十一点は十数年前から現在まで、楽描き便りと称し両親をはじめ、友人や知人に出したハガキのほんの一部である。当時健在であった郷里の両親への近況報告として、日々見聞きしたことを絵と文で書き送っていたのがベースとなり、いつしか私のハガキのスタイルとなった。…できれば融通無碍に、ときに赤面してもユーモアと笑顔を最大の武器として日々を生きたい。魂をハングリーにし、心の新陳代謝を鈍らせることなく、私なりのスタンスで世の中や身辺を見つめながら、楽しんだり怒ったり、素直な思いでこの便りをこれからも続けていこうと思う。
目次
1章 ふれ合えば、どんなお方も愛しさつのる
2章 ひとことの天と地ほどの差こそ楽しき
3章 苦楽共にし山坂こえて不思議なるもの家族の縁
4章 ふるさともまさかの出会いも邂逅の二文字
5章 おじゃま虫してもされてもちょと迷惑
6章 街に出れば目が点人のふり見てわがふり直そ
7章 電車内喜怒哀楽の宝庫なり
8章 我が道をゆくこの母ありてこの娘かな
9章 飽きず疲れずきらわれず我が家流結婚の法則
10章 生けるもの興味しんしん寄り道ばかり
11章 今さら変えられぬこれが本音の私流生き方
著者等紹介
大須賀ケイ[オオスガケイ]
山口県防府市生まれ。山口芸術短期大学卒業後上京。現代デザイン研究所デザイン会社を経て’91年(有)スタジオ原っぱを設立。ポスター、イラスト、漫画等を手がける。現在東京都八王子市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。