内容説明
まちづくりを真剣に語り合う候補者たちが市民のために討論会を実施する人たちがまちのために自分ができることをする民主主義。市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例のススメ。
目次
1 市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例の意義と論点(市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例とは何か;なぜ公開政策討論会条例なのか;公開政策討論会の制度設計―意義・目的;新城市の公開政策討論会―条例化の政策事実;制度化に当たっての論点)
2 公開政策討論会の開き方―新城市方式(新城市における公開討論会;公開政策討論会の前提;公開政策討論会の準備;企画の立案;公開政策討論会の運営;開催記録;ふりかえって;合同個人演説会)
3 “対談”「まちづくり×政治づくり」が生み出す自治社会の新しい可能性―市長選挙公開政策討論会条例がめざすもの(公開政策討論会を起動させるもの―それは住民意思;「選ぶ意思×選ぶ行為=選ぶ主体」はどうつくられる―公職選挙法から条例を考える;選択権の行使―喜びと苦痛の分かれ目;「熟議の民主主義」;まちづくり×選挙―ハイブリッド条例の本質―市民自治会議での議論をとおして;「地域起点の民主主義」;地方制度のあり方と自治体職員の行動様式)
4 新城市市長選挙立候補予定者公開政策討論会条例と解説
著者等紹介
松下啓一[マツシタケイイチ]
地方自治研究者・実践者(元相模女子大学教授)。1951年生
田村太一[タムラモトカズ]
株式会社田村組代表取締役。1971年生。2009年新城市長選挙、2011年愛知県知事選挙公開討論会コーディネーター。2010~2012年新城市自治基本条例検討会議委員。2015~2016年新城市企画部新城・千郷自治振興事務所長(市民任用)。2017年新城市長選挙公開政策討論会実行委員
穂積亮次[ホズミリョウジ]
愛知県新城市長。1952年生。2004年愛知県鳳来町長就任。2005年新城市・鳳来町・作手村の新設合併による選挙で新・新城市初代市長に就任。現在4期目。著書に『自治する日本―地域起点の民主主義』萌書房(単著、2016)、『自治体若者政策・愛知県新城市の挑戦―どのように若者を集め、その力を引き出したのか』萌書房(共著、2017)
鈴木誠[スズキマコト]
愛知大学地域政策学部教授・地域連携室長。1960年生。日本地域経済学会常任理事(前理事長)、コミュニティ政策学会理事、新城市市民自治会議会長、博士(経済学、金沢大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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