安易な民営化のつけはどこに―先進国に広がる再公営化の動き

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安易な民営化のつけはどこに―先進国に広がる再公営化の動き

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872998047
  • NDC分類 518.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

執筆者は、オランダ、アムステルダムの政策研究NGOトランスナショナル研究所で水道再公営化の研究を行う岸本聡子氏、国内外の公共事業、そのPFI事例を法律家の視点で分析する弁護士で新宿区区議会議員の三雲崇正氏、長らく水道の現場に携わり、現在は水道労働者の組合である全水道書記次長を務める辻谷貴文氏、水ジャーナリストとして国内外の水問題とその解決方法を取材してきた橋本淳司の4名。「公共事業は民間の方が効率化できるか」という課題を、パリ・ロンドンというPFI先進地での現状・理由・未来から解説する。

序 章 改正水道法の成立と今後のまちづくり ------- 橋本淳司
第1章 公共の私営化の現状と未来 ------- 岸本聡子
第2章 事例 世界各地で進む再公営化の流れ ------- 岸本聡子
第3章 岐路に立つ新自由主義政策のトップランナー ------- 三雲崇正
第4章 日本における公共サービスの私営化の現状 ------- 三雲崇正
第5章 PFIとは何か ------- 三雲崇正
第6章 水道法改正の経緯と今後 ------- 辻谷貴文
第7章 持続可能な水道を目指すこと ------- 橋本淳司
終 章 いま日本で起こっていること ------- 三雲崇正

岸本 聡子[キシモト サトコ]
著・文・その他

三雲 崇正[ミクモ タカマサ]
著・文・その他

辻谷 貴文[ツジタニ タカフミ]
著・文・その他

橋本 淳司[ハシモト ジュンジ]
著・文・その他

内容説明

水道民営化したパリでロンドンで何が起きたのか。不透明なお金の流れや行き過ぎたコスト削減。再び公営化する過程でわかる教訓。「民間契約は変更も廃止も難しい」やみくもな民営化ではなく持続可能な公共の再構築を。

目次

序章 改正水道法の成立と今後のまちづくり
第1章 公共の私営化の現状と未来
第2章 事例 世界各地で進む再公営化の流れ
第3章 岐路に立つ新自由主義政策のトップランナー
第4章 日本における公共サービスの私営化の現状
第5章 PFIとは何か
第6章 水道法改正の経緯と今後
第7章 持続可能な水道を目指す
終章 いま日本で起こっていること

著者等紹介

岸本聡子[キシモトサトコ]
東京出身。環境NGO「A SEED JAPAN」専従スタッフ(2000年まで)。2001年にオランダに移住の移民一世。子育てしながら2003年よりオランダ、アムステルダムの政策研究NGOトランスナショナル研究所(TNI)のスタッフ。15年に渡って、水と正義と権利運動、水道民営化対抗運動を支援。2007年より水道再公営化の研究活動。ウェブサイトremunicipalisationtrackerの管理者。ベルギー在

三雲崇正[ミクモタカマサ]
東京大学法学部卒業後、2004年10月弁護士登録。アンダーソン・毛利・友常法律事務所において金融機関及び大手企業等に対して法的助言を行いつつ、第二東京弁護士会・人権擁護委員会において人権擁護活動に取り組む。英国エディンバラ大学ロースクール修了(LL.M.in European Law及びLL.M.in Commercial Law)。海江田万里衆議院議員政策担当秘書を経て、2015年5月より新宿区議会議員

辻谷貴文[ツジタニタカフミ]
1974年大阪市生まれ。大阪市水道局職員を経て水道事業や水道政策に関心。労働組合活動や市民活動を通じて、社会運動に取り組むかたわらで、現場若手時代に経験した阪神淡路大震災の応急給水や復旧活動で、水道事業・公共サービスの重要性を再認識する。全日本水道労働組合書記次長、一般財団法人全水道会館水情報センター事務局長、超党派水制度改革議員連盟参与・水循環基本法フォローアップ委員会幹事(基本計画分科会部会長)ほか

橋本淳司[ハシモトジュンジ]
水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所所長。水課題を抱える現場を調査し情報発信。国や自治体への水政策の提言、子どもや市民を対象とする講演活動などを行う。水循環基本法フォローアップ委員会委員、武蔵野大学・愛知芸術大学非常勤講師、NPO法人地域水道支援センター理事、NPO法人ウォーターエイドジャパン理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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oyoide

0
地元の町再開発の問題についての参考にするために手に取ったところ、多大な参考観点を得られた。 特に地方議員は全員読むべと思う。 「民営化」が叫ばれてから現在に至るまで、一体何が行われてきて市民生活の何を失ってきた、あるいはこれから失われようとしてるのかがとてもよくわかった。 もっとも、自分の暮らしが政治によってどう変わって来てるのか、政治の当事者視線がなければ、これを読んでも早々には気づかないかも知れない。 この一冊で、現行の地方行政への批判的指摘をするに相当な役立つはずだ。2024/08/14

ozapin

0
民営化であれば公営化であれ、同じ制度を続けるとよどんでいくので、時々変えるのがいいのかなあ。2023/02/05

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