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シネマ・ハント―ハリウッドがつまらなくなった101の理由

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872951134
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

内容説明

ハリウッド大作主義を嗤う。柳下毅一郎の痛快映画評論!『エスクァイア日本版』最長連載を誇る激辛映画批評がついに単行本化。

目次

ツイスター
楽園の瑕
素顔のままで
インデペンデンス・デイ
トレインスポッティング
ジャイアント・ビーチ
クラム
ザ・エージェント
ロスト・ハイウェイ
ラリー・フリント〔ほか〕

著者等紹介

柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。大阪府出身。東京大学工学部建築学科卒。映画評論家/特殊翻訳家/殺人研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うーちゃん

15
個人的には町山評のほうがしっくりくると思ってるんだけど、“真摯で馬鹿な映画好き”って姿勢が貫かれてて、「とりあえずタランティーノはアゲとけー、超大作はサゲとけー」なんていう残念な自称シネフィルとは違って、信頼できる。「素顔のままで」のデミ・ムーア誉めてたのには笑ったわ(笑)2014/08/06

魚京童!

12
めっちゃ面白かった。こういう見方ができる人がいなくなった。おきにいく人ばかりになった。挑戦をしろっていう癖に挑戦されると炎上する。頭がおかしい。ファイトクラブの見方が変わった。あれは面白かったが、失ったものを取り戻す戦いの一部とみることもできる。雄はいらない。無菌室で生きている。それでもいいのかもしれない。ただ生きている。墜ちている。素晴らしい。いつか太陽に近づいたのだろう。落ちるだけだ。グライダー人間万歳だよね。2023/04/30

Gen Kato

5
「歩くことの難しさを映画にとらえようとするのがアクション映画だ。アクション映画とは決して銃を撃つことでもなければ車が爆発することでもない。人間の運動がいかに奇跡的な行為なのかを見せつけることこそがアクション映画の目的なのだ」……「批評」というのは広い知識と深い洞察、そしてわかりやすくかみ砕いた文章力によってこそなされるという事実を、読み進めながら知的興奮と共に感じられる名著。2017/05/23

嫌々爺

3
一つの映画に割く文章量が少ないにもかかわらず、極めて優れた批評になっている。著者が以前朝日新聞に掲載した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』評を読み返したくなったが、ネットで調べても出てこない……泣。アレも短い文章ながら、作品のみならず映画という媒体そのものの本質を突く、めちゃくちゃ格好良い名文だったのだが……。 追記)大学のデータベースで無事、件の記事発見。そのほか、柳下氏が朝日新聞に掲載した映画評もざっと見ることができた。やっぱすごいわ、この人。2017/05/02

王天上

3
以前読んだ時から、かなり映画を観てきたので、面白さが全然違う。いちいち腑に落ちる。しばらく映画評を読もうかな。2016/06/28

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