目次
1 城下町松江の形成と変遷(城下町松江研究の現状と課題;「堀尾期松江城下町絵図」の制作工程と伝来―角筆の使用痕にみる;京極期松江城下町図と分限帳―諸本の比較検討)
2 京極氏と出雲国―出雲国守護から松江藩主へ(京極氏領国における出雲国と尼子氏;京極忠高の出生―侍女於崎の懐妊をめぐる高次・初・マリア・龍子)
3 藩主松平氏の居所と墓所(松江藩主の居所と行動―京極・松平期;松江藩松平家の墓所移転について―「御墓所整理ニ関スル一途」から;松江月照寺の高真院廟門と町大工)
4 松江藩士への道(戦場の目撃証言―島原・天草一揆と雨森清広の仕官;松江藩儒黒澤石斎の研究;雲州松江に残る江州甲賀の牛飼城主鵜飼氏の痕跡―石造物の史料批判)
著者等紹介
西島太郎[ニシジマタロウ]
1970年滋賀県に生まれる。2001年名古屋大学大学院文学研究科博士課程(後期課程)修了。同年名古屋大学、博士(歴史学)。名古屋大学大学院文学研究科講師(中核的研究機関研究員)、日本学術振興会特別研究員(PD)、名古屋大学附属図書館研究開発室研究員、松江市観光振興部歴史資料館整備室副主任を経て現在、松江市歴史まちづくり部まちづくり文化財課史料編纂室主任、松江歴史館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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