出版社内容情報
明治という時代に、家族と郷里と仕事のために生き抜いた豪傑の痛快物語。
店主、隣人、上官、同業者、郷土の人々はもちろん異郷の使用人まで、運命の歯車が回るたび、出会う人たちに愛され、慕われた男。
二度の戦争を乗り越え、大家族を守って生き抜いた常次郎とはどんな男だったのか?
【著者紹介】
泉五郎(いずみ・ごろう)
大正12年、兵庫県有馬郡三輪町(現三田市)に泉常次郎・つねの五男として生まれる。終戦後千葉市中央区に移住し、酒販業を営む。著述を好み、旅行や会合の記録を随筆として卒業した海軍兵学校の同人誌に多数投稿していた。
内容説明
店主、隣人、上官、同業者、郷土の人々はもちろん異郷の使用人まで、運命の歯車が回るたび、出会う人たちに愛され、慕われた男。二度の戦争を乗り越え、大家族を守って生き抜いた常次郎とはどんな男だったのか?明治という時代に、家族と郷里と仕事のために生き抜いた豪傑の痛快物語。
目次
1 独立への道―日露戦争を挟んで(葺合の人殺し―神戸又新日報/明治三十五年十一月五日;痛恨の悲劇 ほか)
2 義侠心と正義感―理髪業組合を率いる(若き組合長;念願の我が家を ほか)
3 郷土への思い―水道敷設を実現(水の苦労、水の有難味;竹を使って水を引く ほか)
4 男の本懐 満州へ雄飛(儂もなりたや坊さんに;読経の霊験 ほか)
5 天晴れな晩年―信念と信仰に導かれ(敗戦後の混乱;人生の絶頂期、三輪町長 ほか)
著者等紹介
泉五郎[イズミゴロウ]
大正12年、兵庫県有馬郡三輪町(現三田市)に泉常次郎・つねの五男として生まれる。終戦後千葉市中央区に移住し、酒販業を営む。著述を好み、旅行や会合の記録を随筆として卒業した海軍兵学校の同人誌に多数投稿していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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