出版社内容情報
きょうだいがいなくても大丈夫!
乳幼児+小学校時代の親の態度が将来につながる!
親の「不安と願望」にきっちり答える本
●打たれ弱いところがある
●競争意識が低すぎる
●社会性が身につくかどうか心配
●大人と接することが多く、子ども社会で浮かないか
●兄弟を作ってあげられない罪悪感を抱えている
●親子密着度が高いので、思春期うまく子離れ親離れできるか不安・・・・
ひとりっ子はメリットがいっぱい!
・兄弟間の葛藤(シブリング・ライバリティ)がなく、変な劣等感を感じず育つ
・穏やかで優しい子が多い
・「一人時間=孤独」が充実していることの特典
・ワガママというよりマイペース
・「親のブレーキ」のかけ方を学べば関係良好
【著者紹介】
1963年福岡県生まれ。明治大学文学部教授。教育カウンセラー。教育学博士。「すべての子どもはこの世に生まれてきた意味がある」というメッセージをベースに、20年以上、さまざまな子育ての悩みを抱える親に、具体的な解決法をアドバイスしている。『男の子の育て方』『女の子の育て方』『悲しみを忘れないで』(WAVE出版)、『子どもを救う親の「ひと言」』(青春出版社)ほか、教育・心理関係の著書が100冊を超える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
57
読友さんご紹介。うちは一人っ子ではないが、長男と次男の年の差が9歳なので、一人っ子を二人育てているようなもの。そして私自身一人っ子なので、これを子育て中の母に読ませたいくらいだった(笑)母親目線での育児本としてより、一人っ子の子供目線で読んでしまっていて、わかる!わかる!の連続で、こんなにわかってくれる大人がいるんだ!という嬉しさとショックで泣きそうになった。長男が思春期なので、その部分は母親目線で読んだ。「今日は友達と遊ばないの?」とか「誰と仲良しなの?」とか、もう聞かないように気を付けよう(^-^;2017/11/30
みっこ
42
二人目治療辞める方向に気持ちが固まってきたので。これはとてもわかりやすかったし、納得もできた。『大切のはきょうだいの有無ではなく、大人になったとき頼れる相手を持てるか。』本当にそうだと思う。『子供同士で関わる機会を意識的に増やす』『与えすぎない、子供に選択させる』『子供に関心を集中させない、自分自身の人生や人間関係を大事にする』この3つに気をつけながら育てていきたい。まぁ自分自身が私の人生は私のもの!自分で選びたい!ってタイプで、やりたいこともたくさんあるので、たぶん大丈夫かと(笑)2020/10/15
たまきら
33
夫も自分も二人きょうだいだったため、一人っ子の娘になんとな~く負い目があるんですが、娘は今では「一人最高」と言うまでになりました。書かれていることの多くが当てはまってとても興味深かった半面、普通にどんな子にでも応用できるんじゃないかな…とも思いました。2021/07/09
本と珈琲
14
兄弟がいても孤独も感じるし問題も同じようにあるのに、なぜひとりっ子はこうも肩身が狭いのか。何に置いても大切なのは親の絶対的な愛情!0~6歳のラブラブ期は思いっきり親バカになって、「これでもか!」というほど子どもに愛情を注ぎまくること。この時期の問題行動の多くはギュッと抱きしめる、目をしっかり見て「大好きよ」と言い続ける、ほっぺにチュなどの繰り返しでほとんど解決する。「これってやりすぎ?」と感じるくらいどんどん愛情を口に出していくこと。お母さんはドーンと構えて子ども心の安全基地になること。勉強になりました。2019/08/03
hoguru
12
第3章「立ち直り力」を中心に。2017/04/27