出版社内容情報
北京に拠点を構え、いま世界でもっとも活躍する日本人若手建築家、初の著作!建築とは「希望」をつくる仕事である-世界が注目する迫氏が「中国」「日本復興」を語る。
【著者紹介】
1970年生まれ。北京を拠点に、世界中で次々に大きなプロジェクトを手掛ける、建築界の熱き風雲児。現在までに60を超えるプロジェクトを、中国、日本、韓国、スペインなど世界各国で実現する。日本を外から、内から見つつ、「世界を変える建築家になりたい」と豪語する迫氏の革命精神は、ポスト3.11の震災復興案に結実する。迫氏を突き動かすものは、「職能によって人を幸せにしたい」という志だ。四川省大震災に際し、立ち上げた小学校を寄贈するプロジェクトも、いまだ実現の努力を続けている。いま若い世代に夢を与えることのできる、数少ない「大きな仕事人」である。
内容説明
逆境をものともせず、中国で数々の巨大プロジェクトを成し遂げるいま大注目の日本人建築家。その「全力の仕事術」とは?―。
目次
1 虹の階段
2 中国での闘い
3 運命に立ち向かう力
4 世界をつなぐ架け橋になる―四川に学校を寄贈する
5 希望はつくる―東北スカイビレッジ構想
6 究極の素人たれ
7 創造の魂
著者等紹介
迫慶一郎[サコケイイチロウ]
1970年福岡県生まれ。1996年、東京工業大学大学院を修了後、山本理顕設計工場入社。2004年に北京で独立。「SAKO建築設計工社」を設立する。中国で初となる日本人建築家事務所だった。同年から翌年に掛けて、米国コロンビア大学客員研究員を務めた。2008年、四川大地震に際し、日本の支援で学校を寄贈するプロジェクトを立ち上げる。2010年、北京の日本人起業家を結ぶ「北京和橋会」を発足。現在、同会長。2011年、東日本大震災の復興に「東北スカイビレッジ構想」を提案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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