こういう了見―噺家ほど素敵で不安な商売はない!?

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こういう了見―噺家ほど素敵で不安な商売はない!?

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872905069
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「落語は惚れぬいた、とんでもなくいい女」。艶のある芸で大ブレイク中の若手実力派、古今亭菊之丞初のエッセイ集! 

落語協会では異例の単独真打昇進を果たして7年! 正統派の粋な江戸前落語をやらせたら当代随一と呼び声の高い菊之丞。お笑い好きの少年が噺家を志し、しくじりと理不尽さに悩んだ前座時代、ムダ金をもってはじけた二つ目、そして芸道まっしぐらの真打ちへ。高座に上がれば華だが、その実は可笑しくも楽しい、落語家の了見。

内容説明

落語は、あたしが惚れ抜いたとんでもなくいい女。異例のひとり真打昇進を果たして7年!噺家街道一筋に歩む菊之丞、初の自叙伝。

目次

第1章 落語少年の青春(褒められるほど小言の日々;初めて小さん師匠を聴く ほか)
第2章 耐え抜いた前座時代(あっけなく決まった「菊之丞」;電話一本の入門が小言のタネ ほか)
第3章 ああ、すさんだ二ツ目(待遇はいいが実入りは悪い;朝まで飲んじゃあ、すっぽかし ほか)
第4章 まさかのひとり真打昇進(入門十二年で真打に;いつでも“嵐を呼ぶ男” ほか)
第5章 師匠、仲間、そして落語(兄弟子と灰皿事件;酔って泣いて、しどけなく ほか)

著者等紹介

古今亭菊之丞[ココンテイキクノジョウ]
昭和47年東京都渋谷区西原生まれ。平成3年千葉県立国分高校卒業。二代目古今亭圓菊の門下となり、菊之丞を名乗る。10月新宿末廣亭にて初高座。平成6年11月菊之丞のまま二ツ目に昇進。平成14年10月NHK新人演芸大賞・落語部門大賞受賞。平成15年9月、初代古今亭菊之丞として真打昇進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kozue

7
先日独演会に行き、あまりの話の上手さにどんな方なんだろうと興味を持ったのがきっかけで読みました。前座さん時代から天才で通ってきたかと思いきや、初高座は話を忘れてしまうし、師匠の理不尽さに死のうと思ったこともあるだとか、お金に苦労したりと、外見と話し方に似合わず苦労された方なんだなと思いました。でもこれだけすごい方が、自分の失敗を言い訳せずに淡々と暴露しまくるのはやっぱり人間が出来てらっしゃるなと思いました。これからも菊之丞さんが出る寄席中心に聴きに行きたいです。2017/06/07

anco

6
菊之丞さんの落語会に行ってみたのがきっかけで読んでみました。自伝のような内容で興味深かったです。2018/03/26

kera1019

6
前座時代、毎日のように師匠からも兄弟子からも小言をくって畏縮したり、初高座で噺をすっ飛ばしたりって今の菊之丞さんからは想像できません。追い詰められて死のうと思った時にお内儀さんに言われた一言で稽古をしたらその間だけ辛いことを忘れちゃう、どんなに落語が好きだったかを改めて感じられるって話が菊之丞さんらしくて良かったです。2014/03/21

shellgai

3
菊之丞師匠をはじめて聞いたときはめちゃめちゃ笑ったな―。しかし、ここまで書いちゃっていいのだろうか。真打昇進披露でかかった金額とかはっきり書いちゃってるし、文楽師匠との間だけの話とかも書いちゃってるし。でも普通は知ることのできないリアルな話なので面白かった。2011/01/14

刷子筆男

3
かつてない超画期的な落語家本。芸論ではない。菊之丞師匠は後書きで「どう捉えていただいても構わない」と。なので僕はかつてない暴露本と捉えた。当代きっての巧者、菊之丞師匠にして、イビられ続けた前座時代、しくじりもした二つ目時代。一人真打昇進で破格に飛んでいくカネ……。あまりにリアルな落語界の真実と、他師匠連の「芸人」っぷりの数々。それでも「落語に惚れぬいて」やってきた菊之丞師の覚悟とは……? 談春師「赤めだか」とは違った意味でリアルな、落語家修行の真実。類書なし。落語好き必読。楽屋裏がありありと見える!2010/12/04

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